1. 素材を見極める。

最高の美味しさを実現するために丁寧に素材の状態を確認します。「ダイヤモンド麦芽」をはじめとするこだわりの素材の良さを引き出せるかどうか、五感を研ぎ澄ませた確かな見極めが必要になります。

2. 素材の良さを生かす。

素材の良さを引き出して狙いの味わいを実現するために、一つ一つ工程を、現物を確認しながらつくり込んでいきます。麦汁の一部を3回繰り返し煮出す、マスターズドリームならではの「トリプルデコクション」は、手間暇かかりますが、味わいを左右する重要な工程の一つです。

3. 味を想像する。

サントリーシングルモルトウイスキー「山崎」の個性ある樽の特長を生かしながら、どう狙いの味わいに仕上げていくのか。最終ビールの出来栄えを想像しながら、一樽一樽の中味の官能評価を重ねていきます。

4. 自然の恵みに感謝。

数々の工程を経てできあがった中味が、狙い通り“満ち溢れる余韻と重厚な香り”を表現できているか。緊張する瞬間です。美味しくできたことにほっとすると同時に、自然の恵みの美味しさに感謝し、敬意を払います。